こんにちは
筒井あやめです。
舞台「目頭を押さえた」大千穐楽を無事迎えることができました。
39公演。びっくりですね。改めて数を聞くとびっくりしますが、本当にあっという間でした。
まずは、大変な状況下の中こうして最後まで皆さんにお届けが出来たこと、すごく嬉しく思います。感謝の気持ちでいっぱいです。
自分の出てくる場面まで裏で座ってスタンバイしてる時、この空気感、温度、匂い、音、見えてるもの、全部ひとつの箱にいれて持ち帰りたいと凄く思いました。
それでずっと傍に置いておきたいなって。
約二ヶ月間ほぼ毎日一緒にいた皆さんと会えなくなってしまうのが本当に悲しくて。これを書いてる今も泣いてしまいそうです。
このお話を頂いた時、不安の気持ちしかなくて怖くてお稽古行くにも朝起きてからずっと緊張していました。
皆さん凄い役者さんばかりで、私ここに居てはだめなやつだ。と何回も思いました。
でも皆さんと距離が縮まってからですかね、すっごく安心する場所になって、早く皆さんに会いたいって思えるようになって。なんか実家みたいな安心感でした。
w主演のしおりちゃん(秋田汐梨さん)
訴えかけるようなシーンでの目に何回も心が痛くなりました。沢山引っ張って頂いたなぁと。
仲良くなれて嬉しい限りです!
早く会ってゆっくりお話がしたいですね
いつも笑わせてくれる家庭教師のこといさんとふみこおばさん。
心強い存在の修子。
優しさが溢れ出ているお父さん。
沢山気にかけてくださる坂本先生。
緊張を解いてくださる中谷家のおじさん。
誰からも愛される一平くん。
ふみこおばさん役の枝元さんがこの座組について、こんなに仲良くなることなかなかないよと、だってもうファミリーじゃんと。
嬉しいです´`
お昼と夜の間には絶対カードゲームをしてました。たまに夜公演終わっても帰らず遊んだり。
皆さんお疲れなのに優しいです。
始まる前、なぜか乃木坂の円陣をしたりもしました。
ダンスの振りを覚えてくれたりもしました。
女子楽屋はいつも賑やかです。
朝は皆でラジオ体操踊って、一緒に歯磨きして。
思い出を書き出すときりがないですね。
とにかく皆さんが大好きでここに居られて幸せだぁと沢山思いました。
素敵すぎるセットと照明と音楽そして役者の皆様とこの二ヶ月間、杉山遼として居られてとても嬉しかったです。
また皆さんとお仕事でお会いするという夢が出来ましたので、頑張ります。
あー会いたいです。
言い出したら終わらないですね笑
幸せな記憶達は胸にしまって、どうしようもなくなったら写真と頂いたお手紙を見返します。
ではでは、今日はこの辺で!
筒井あやめでした。
あやめんは学校があるから、もうお休みかな?
いやライブがあるから、今はそれどころじゃないよね?
先週金曜に名古屋の舞台で大千穐楽を無事に迎えられた
「目頭を押さえた」
その場でもいい意味でショックを受けてしまったけど、
そのあと3日経っても、なかなか余韻が抜けないな。
ミュージカルも好きだけど、こうした日本の日常生活を
描くことの中に、ユーモアだったり、人々の悲しみや怒りを
切り取った舞台ドラマの良さって、ホントに久しぶり。
ゲーム機のボタンしか押さえたことのなかった長男の一平、
最後は父の「目頭を押さえ」る儀式を通して、一人前の男に
成長してゆく姿を、その哀しくも健気な姿を、喪屋の中から
聞こえて来る叫び声だけで演じ切る凄さ。
「なんで撮ったん!?」と幼馴染でいちばんの仲良しだった
はずの修子に詰め寄るように叫ぶ遼。
そんな遼のことを無意識のうちに好きになってゆく顧問の
坂本先生。いや、男の先生が生徒のために(冷凍ばかりとは
いえ)手作り弁当をわざわざ用意してあげるだろうか?笑
正直、ここのシーンでは全あやめファンは林翔太さんに
嫉妬していたと思います笑笑
そういえば、中谷のおじさんも、坂本先生がいずれ遼と
結婚するだろうことを予言してましたよね?それやこれや、
物語の中だけで完結せず、物語が終わったのちの話にも
いろいろ想像を掻き立てるような余韻がある舞台でした。
この舞台と巡り会えたあやめんは、とっても大きな宝物を
得られたな、ということがよく伝わってくるブログですね。
本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました!
2年前のプリンシパルも過酷だったと思いますが、
同期のみんなとの絆がグッと深まった、と、あやめんは
富士登山の時に言われてましたよね。同じように、
今度の39公演を通じて、共演した役者の皆さんと本当の
家族のようなキズナができたんですね。きっとそのうちまた
どこかで「家族再会」のチャンスもあると思いますよ。